2008年07月12日

第109話「変質者の弁え」

 「いつになっても変質者は減らないモンだよね」
 「新聞見てると変な事件多いものね」
 「怖いとは思うのだけど、そんなに実感が湧かないっていうのが本当の恐怖かもしれませんね」
 「犯人側も同じなんじゃない?」
 「どういうことだ?」
 「ゲームとかやってて、知らず知らずのうちに現実と幻想がごっちゃになって現実味の湧かないまま誘拐しちゃうとか」
 「最近はそういうのも多そうだしね」
 「で、実際のところどうなの? 前の席の人?」
 「なぜ俺に聞く」
 「いや、しそうな人この中には君しか居ないじゃない」
 「という訳で。――カツ丼用意しようか?」
 「いらねーよ。――ていうかなぜ俺が変質者決定なんだ?」
 「そりゃあー……ねぇ?」
 「え、ええ」
 「そうね」
 「……なんか心の中の何かを捨てられたような気がするんだが……。さすがに現実と幻想がごっちゃになることは無いと思うが……一応理性くらいはどんなオタクでもあるんじゃないか?」
 「その理性を開放する場所を誤って行動にでちゃうと……。以上、容疑者からの発言でした」
 「誰がだ!!」
posted by にのすけ at 21:58| Comment(0) | TrackBack(0) | そりゃ、あれでしょあれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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